DRN.001 ロックマン(Rockman)
声優:椎名へきる(CDドラマ、パワーバトル 他) - 折笠愛(ロックマン8、スーパーアドベンチャー 他) - 藤野かほる(VS.シリーズ) - 小椋美輝(ガンスパイク) - 小林由美子(ロックマンロックマン)
本作の主人公。元はライト博士に作られた家庭用お手伝い人型ロボット「ロック」だったが、平和を守るために自ら志願して戦闘用に改造された。
頭には超小型電子頭脳、体にはEPロムと基板、超小型R.S.動力炉(ライトソーラーパワーパイル)を内蔵。頭から太陽エネルギーを取り入れ、動力源とする。関節は磁力関節。耳にはキャッチ用の3つの穴が空いている。足のサスペンションと空気圧力ポンプにより、ジャンプ調整やスライディングが可能。腕は、戦闘時に拳が収納されて銃口が飛び出し、太陽エネルギーを圧縮した弾「ソーラーブリット」を放つ武器「ロックバスター」に変形する。その所要時間はわずか1/1000秒。両腕ともバスターに変形可能だが、エネルギーが強力なため、片方ずつしか撃てない。後にエネルギー増幅装置が装備され、太陽エネルギーを凝縮したチャージショットの使用が可能になった。ロックバスターの武器可変システムにより、倒したボスの武器チップをロックバスターに組み込むことで、様々な武装を使用できるようになる。特殊武器を切り替えるとロックマンの色が変わるが、これはボディのコーティング素子がプリズム状になっており、特殊武器装備時にR.S.動力炉から発生する特殊な波長がその屈折率を変えるためである。
プレイステーション版『MARVEL VS. CAPCOM』においては、唯一ボスキャラクターの技を習得してパワーアップする演出があり、本家であるロックマンシリーズの様な武器習得デモが用意され、別バージョン扱いで選択すると実際に使用できる。
任天堂の『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U』にゲスト参戦。通常ワザ・必殺ワザでシリーズ各作品に登場したボスの特殊武器を使用できる。特殊武器使用時に色は変わらないが、カラーバリエーションで特殊武器選択中のカラーリングを再現できる。「最後の切りふだ」は『9』のブラックホールボムで相手を異次元空間へ吸い込んだ後、歴代のロックマン(『ロックマンX』のエックス、『ロックマンDASH』のロック、『ロックマンエグゼ』のロックマン、『流星のロックマン』のロックマン)が出現して一斉にバスターを放つ「ロックマンスペシャル」。場外に吹っ飛んだり転落した時に原作同様のやられ演出がある。
名前の由来は、音楽のロックンロールから。
日本国外での名称は「Mega Man」(メガマン)。日本名のRockmanと違い、二語に分けて書く。変更の経緯について、当時カプコンのアメリカ法人で役員(シニア・バイス・プレジデント)を務めていたJoseph Moriciが、Rockmanという名称が気に入らず「最悪の名称だ」と評したことから行われたということが、1993年のゲーム雑誌のインタービューにて明かされている。